【2023年】新鎌ヶ谷駅 南側県有地開発について

新鎌ヶ谷駅前再開発

新鎌ヶ谷駅前再開発の場所はどこ?

新鎌ヶ谷駅前開発の場所はどこでしょうか?上記の新鎌ヶ谷駅南側の千葉県所有地になります。

【2023年】新鎌ヶ谷駅の現場の状況は?

新鎌ヶ谷駅前です。新鎌ヶ谷駅は、東武鉄道・京成電鉄・新京成電鉄・北総電鉄の4路線が走る鎌ヶ谷市を代表するターミナル駅です。

左側の写真が駅北側のロータリーです。大和ハウス工業のアクロスモール新鎌ヶ谷が見えます。右側の写真は駅南側のロータリーです。千葉銀行が見えます。写真に写っていませんが、さらに右手にはイオン鎌ヶ谷店があります。

県所有地です。左側の写真が県所有地の東側から撮った写真です。右側の写真は県所有地の南西側から撮った写真です。かなり広く細長い土地です。

同様に県所有地です。左側の写真が県所有地西側から撮った写真です。右側の写真は県所有地の南東側から撮った写真です。

新鎌ヶ谷駅徒歩3分に位置する新築マンションソライエ新鎌ヶ谷です。売主は東武鉄道、設計施工は長谷工コーポレーションです。2023年11月竣工予定で、価格は4300万円~5400万円前後となっています。坪単価では230万円~250万円前後であり、昨今の新築マンション高騰からするとお手頃な価格帯と言えるでしょう。

東京10号線延伸新線跡地の土地活用に関する要望書とは!?

まず、東京10号線延伸新線とは何でしょうか!?千葉県と鎌ヶ谷市が2001年頃から、本八幡駅から新鎌ヶ谷まで都営新宿線の延伸する(第三戦クター方式)事業化を検討していました。しかし、事業費が多額で採算性があわないこと、北総線の利用者が減ることを危惧し、2013年度に検討を修了し、幻の計画となってしまった路線です。

この際に、東京10号線延伸新線の建設用地として確保された土地が、今回の「千葉県所有地」です。空き地のまま残っていました。

2022年6月、鎌ヶ谷市の芝田市長が千葉県の熊谷知事に対して、土地活用の要望書を提出しました。それが下記の内容です。2022年8月に熊谷知事が来訪され、東京10号延伸新線跡地を視察しました。その後、千葉県は2022年11月に開発事業予定者の募集を実施する流れとなります。

参照:鎌ヶ谷市公式HPより

下記の記事は、都営新宿線「篠崎駅」と「本八幡駅」の間に新駅ができるか!?の記事です。

事業者は京成電鉄・東武鉄道・大和ハウス・東方地所の4社

県所有地の面積は約7,000平方メートル。開発事業予定者は、京成電鉄・東武鉄道・大和ハウス・東方地所の4社からなる共同事業体が提案価格(土地譲渡代金)31億円で提案し、令和8年度の開業予定となっています。

千葉県は、2022年11月に事業予定者を募集し、3事業者から提案がありました。提案に対して、価格面だけでなく、にぎわいの創出や駅周辺の回遊性等の事業内容についても審査されました。

新鎌ヶ谷駅再開発の概要

施設の構成
  • 商業棟:延床面積約9,900平方メートル、地上6階(飲食店、物販店等の商業施設)、地下1階(駐車場)
  • 住宅棟:地上14階(集合住宅)
  • にぎわいの広場(南北自由通路南側)
  • 緑の広場(東西通路西側)

新鎌ヶ谷駅前の土地価格の推移(路線価)

ここでは、新鎌ヶ谷駅前の土地価格の推移を路線価で見ていきたいと思います。場所は、県所有地に隣接している上記の赤丸部分となります。

平成28年から令和4年までの6年間右肩あがりに価格が上昇しているのがわかります。