【合格者が話す】実務修習中に役に立った鑑定の本ベスト5

実務修習中に役に立った鑑定の本ベスト3

本日は、不動産鑑定士の実務修習中に役に立った鑑定の本を紹介しようと思います。

特殊な画地と鑑定評価

一つ目は、「特殊な画地と鑑定評価」です。鑑定士の先生よりこれは読んでおいた方がいいよとアドバイスを頂いて購入しました。内容も「不整形地」「袋地」「接道延長の劣る画地」「がけ地を含む土地」「広大地」「過小宅地」「建付地」「土壌汚染の評価」など、鑑定評価でよく出てくる内容でありかつ実務修習でも必ず使う内容のため、読んでためになりますし、実務修習で評価書を書く際に、参考になります。

おまけとして、同じシリーズで「特殊な権利と鑑定評価」があります。この本は鑑定士の先生からは買わなくていいと思うとアドバイス頂いてました。ただ、「特殊な画地と鑑定評価」の本が面白くてためになるので、「特殊な権利と鑑定評価」も買って読んでみました。

感想としては、実務修習ではこの本は使わないですね。ただ、読み物としては実務修習生としては、鑑定評価はこんなこともやるのかと興味津々で読みました。内容は「空中権(余剰容積率」「地役権」「通行権」「土地使用借権」「日照権」などがあります。

賃料[地代・家賃]評価の実際

二つ目は、「賃料[地代・家賃]評価の実際」です。不動産屋の私からすると、「更地」「自用の建物及びその敷地」「貸家及びその敷地」などは日々の仕事でふれるのですが、地代・家賃というのは、あまり深く考える機会が少ないです。実務修習では、賃料についての課題もありますので、「賃料[地代・家賃]評価の実際」を購入しました。内容も「新規家賃」「継続家賃」「収益家賃」「地代」と一通りを細かく説明されており、理解が深まる書籍だと思います。

土地価格比準表

三つ目は、「土地価格比準表」です。こちらの本についても鑑定士の先生は購入する必要はないと思うとアドバイス頂きました。ただ、実務修習生としては、地域要因や個別的要因の格差の評点の内訳を知ることができるというのは参考になると思い購入しました。参考になると思います。