ご存じですか?安い物件は、不動産業者に買わせたいんです!【不動産仲介の仕組み】

営業マン

営業マンは、不動産会社に買わせたいんです。何故だかわかりますか!?

顧客
えっ!なんでですか?私も安く買いたいです。方法はないんですか!?

こういった疑問にお答えします。

本記事のポイント

 ・両手取引(手数料6%)と片手取引(手数料3%)

・手数料の最大化とは?営業マンは手数料12%を狙う

・どうしたら、いい情報がくるのか?

ご存じですか?安い物件は不動産業者に買わせたいんです

なぜ、いい物件は、不動産業者に行って自分には回ってこないんだろう!?不動産を安く買いたい人はそう思うでしょう。一般の方に美味しい話はなかなか回ってこないものです。その一つに、不動産仲介の仕組みがあります。理由について解説していきたと思います。

3分でわかる仲介手数料の6万円の根拠

片手取引は、仲介手数料3%

片手取引

2社の仲介会社が取引に介在します。売主様の仲介会社としてA社、買主様の仲介会社としてB社。別々の仲介会社が仲介として取引に介在します。片方から仲介手数料を受領することから、不動産業界では「片手」「片手取引」などど呼ばれています。

両手取引は、手数料6%

両手取引

1社の仲介会社が、売主様と買主様の双方の仲介を行うことをいいます。双方から仲介手数料を受領することから、不動産業界では「両手」「両手取引」「ダブル」「ダブテ」などと呼ばれています。仲介業者にとっては、この方法が多くの収入が得られるため、仲介会社は片手取引よりも両手取引を目指しています。

手数料の最大化。営業マンは手数料12%を狙う

仲介営業マンが急ぎで不動産を売却したいというお客様を見つけてきました。個人の方に売却するケースと買取業者に売却するケースの2パターンを、仲介会社の視点で比較して見ましょう。

まずは、個人のお客様に売却するケースです。

◇個人に売却:両手取引手数料6%

両手取引

続いて、買取業者へ売却するケースです。

◇買取業者に売却:最大仲介手数料12%(両手取引2回)

つまり、買取業者に購入してもらって、転売時にもう一度取引に介在することができれば、最大12%の手数料を狙えるチャンスが巡ってくるということです。だからこそ、営業マンは成績のために買取業者に買わせたいという現象が生じるわけです。

本来、仲介手数料の上限は、売買価格の3%+6万円+消費税になります。本記事では説明を簡素化するため、片手取引の手数料を3%と表記しています。

仲介営業マンが答える、いい情報がくる方法

では、個人の方にいい情報が来ることはないのでしょうか。結論からお話をすると簡単ではありません。しかし、世の中には、個人のお客様が安く買っている事例はいくつもあります。

その中で、一番簡単でオーソドックスな方法は、仲介会社の営業マンの人と仲良くなることです。買取業者の営業マンは、日々安く不動産を購入できないか毎日仲介会社に営業しています。個人の方がただ物件を紹介してくれるまで待っていても勝ち目はありません。積極的に仲良くなっていい物件を紹介してもらうことです。

ポイント
  • 営業マンに、自分がどんな物件を買うのか条件を明確に提示しておく。
  • 営業マンに、ローンが安心な顧客だということを伝えておく。(ex.以前、○○という物件で○○○○万円ローン承認実績ありとか、○○銀行、○○信金と融資実績ありなど)
  • 紹介された物件は、スピード対応し、断る物件でも理由を添えてお断りする。
  • とにかく営業マンと仲良くなる

上記、1~3つ目のポイントは、前提の話として、自分は買えるお客様なんです、こんな物件を買います、ローンも心配ありませんということを営業マンに理解してもらうことにあります。

どんな物件を購入するか定まっていないお客様は、物件紹介する優先順位は下がります。また、ローンが通るか微妙なお客様よりローンが確実もしくはキャッシュのお客様にいい物件は流れます。そして、営業マンが物件を紹介して購入しないと決断した時に、断りの連絡を入れない人は意外と多いです。もちろん営業マンから追客の連絡が来ないからということもあるでしょう。しかし、いい物件は誰でも買うわけですから、そういった気づかいは必要です。

実際には、不動産を安く買う方法は多数あります。こちらについては、次回記事にしていきたいと思います。