【2023年】西日暮里駅前地区再開発は東急不動産!?

西日暮里駅前地区再開発

西日暮里駅前地区再開発の対象区画はどこ!?

対象の区画は、JR西日暮里駅の北東側に位置する荒川区西日暮里5丁目32番街区、33番街区、34番街区、35番街区、36番街区、37番街区になります。上記の赤い点線枠部分です。

【2023年】対象区画の現場の状況は!?

再開発の区画の一番南側、道灌山通り沿いになります。

写真の左側と真ん中は駅前の状況です。西日暮里スクランブルの場所は、再開発のエリアの場所をよくみると尻尾のような形で再開発に入っているので、地下鉄などの出入口などができるのでしょうか。

写真の真ん中と右側は、再開発エリアの北側からになります。

西日暮里第3自転車置場になります。結構広いです。行政が持っている土地でしょうか。

西日暮里第3自転車置場の南側です。写真の左側と真ん中は、西日暮里スタートアップオフィスです。2013年3月に廃校した旧道灌山中学校跡地です。ベンチャー企業への貸しオフィスとなっていたようです。

写真は2023年5月時点のものになります。

再開発の整備概要は!?

西日暮里駅前地区市街地再開発事業は、敷地面積12,340㎡、延床面積162,900㎡、地下2階47階建ての住宅・店舗・事務所・公益施設・駐車場等の建物が建築予定とされています。

本再開発事業は、2014年ごろから再開発準備組合が設立され、2021年都市計画決定の告示を受けています。今後の予定スケジュールは下記のとおりですが、予定通り進んでいくのでしょうか!?

H29年度のパブリックコメント抜粋

開発される街への入口としての西日暮里駅前があまりに暗く貧相である。改札を出ると目に飛び込んでくる公衆トイレや駐輪場を店舗にし、歩道の壁をウォールショップにするなど人が物を買えるようにし、駅前をもっと明るくしてほしい

西日暮里駅前においては、平成9年度から高架下の修景事業として西日暮里ギャラリーを設置し、地域イメージの向上と区民文化、地域コミュニティの増進を図っております。また、区民の利便性向上のため、JR 東日本と連携し、公衆トイレ及び自転車置場を設置しております。
一方で、駅前にふさわしい環境整備の必要性については、区も課題と考えております。頂戴した御意見を踏まえ、都市機能集積ゾーンの「交通環境の取組イメージ」として、駅前にふさわしい環境整備を検討する旨を記載いたします。
引き続き、JR 東日本や東京都などとも連携し、再開発事業に併せた駅前の環境改善を検討し、多様な魅力のある街になるよう取り組んでまいります。

・文化交流拠点の整備では、駅と建物を直結し、雨にぬれずに移動できる快適なアクセスが実現されるよう、関係機関等と緊密に連携し取り組んでほしい。
・西日暮里駅前にロータリーを設けて、バス、タクシー、一般車の乗り降りのための空間を設けることで、道灌山通りの渋滞緩和を図り、安全で快適な交通環境を整備してほしい。

本構想では、都市機能集積ゾーンにおいて、歩行者と自動車の分離や交通結節点としてふさわしい歩行者ネットワークの形成を掲げております。また、駅前に、交通環境の改善に資するような交通広場を整備し、交通結節機能の強化を図ることとしております。今後、再開発事業の中で、関係機関等とも協議をしながら、具体的な取組を検討してまいります。

対象地域は国内外から多くの人が訪れるエリアとなることが期待されており、各種サインや観光情報、防災情報等の多言語対応をお願いしたい。

頂戴した御意見の通り、対象地域は、「文化交流拠点」として国内外から多くの方々が訪れることを期待している地域であり、区では、 外国の方への対応として、外国語版マップの作成や観光案内標識の設置、区内宿泊施設や飲食店の外国人受け入れ環境の整備に対する支援、4 か国語対応の防災アプリの配信などを行っております。これらを踏まえ、本構想において、都市機能集積ゾーンの「交通環境の取組イメージ」として、外国の方が利用しやすいまちを目指す旨を記載いたします。
引き続き、外国語版マップ等の更なる充実や、区HPなどの電子媒体を活用した外国人向けの観光情報や防災情報の提供などを行ってまいります。

西日暮里駅前地区再開発は東急不動産!?

西日暮里駅前再開発は、正式に公表されていませんが、どうやら東急不動産がデベロッパーとして参加するようです。

西日暮里駅前:土地価格の推移(路線価:道灌山通り)

ここでは、西日暮里駅前の土地価格の推移を見ていきたいと思います。

平成28年から令和2年まで4年間右肩あがりに土地価格は上昇して、その後令和2年から令和4年までの3年間はほぼ横ばいに推移しています。昨今の土地価格上昇と再開発でさらなる後押しに期待したいです。

<本の紹介>東京大改造ナップ2020-20XX

東京大改造ナップ2020-20XXのP80、P81に山手線29番目の駅として西日暮里が特集されています。ここでは「山手線を起点にまちの個性を引き出す。駅から地域に根差した学びを提供」として、エキラボniri、西日暮里スクランブルについてコメントがあります。