【合格者が話す】10年後に消える職業 ~不動産鑑定士は162位にランクイン~

10年後に消える職業

いつのランキング?どこのランキング?

2013年9月17日、オックスフォード大学のフレイ氏とオズボーン氏が「THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISATION?」という論文を発表しました。

仕事がコンピュータ化によってどれくらいの影響を受けるのかを調査するというものです。702の職業別に、米国の労働市場における、未来のコンピュータ化が及ぼす影響を調査します。本調査の結果、米国雇用全体の約47%がコンピュータ化のリスクに晒されていることがわかりました。また、賃金と学歴がコンピュータ化される可能性がある職業と強い負の相関があったとされています。

つまり、データとしては2013年時点であり、調査は米国ということになります。

「THE FUTURE OF EMPLOYMENT」より

10年後に消える職業 TOP10

順位消える確率職業
199%テレマーケター(電話を使った販売活動)
299%不動産の権原検査員、権原抄録者、権原調査員
399%手縫いの裁縫師
499%数理技術者
599%保険事務員
699%時計修理工
799%貨物運送業者
899%税務申告書類作成者
999%写真処理技術者
1099%口座開設担当者
THE FUTURE OF EMPLOYMENT

10年後に消える職業  不動産関係

順位消える確率職業
299%不動産の権原検査員、権原抄録者、権原調査員
4097%不動産ブローカー
16290%不動産鑑定士
20686%不動産営業代理店
25781%動産、不動産協会管理人
30273%管理サービスマネージャー
35363%建物検査官
37958%個人向けファイナンシャルアドバイザー
40350%設置、維持、修繕(その他すべて9
5556%住宅アドバイザー
6212%建築家、除く景観、造船建築家
THE FUTURE OF EMPLOYMENT

不動産鑑定士の将来性はないのか!?

不動産鑑定士の将来性はないのでしょうか。確かにAIで対応できることも多いと思います。中にはオワコンだという人もいるかもしれません。しかし、全てがAIでまかなえるわけではないでしょう。また、不動産屋さんの査定書と異なり、不動産鑑定士の鑑定評価書は独占業務であるのでいきなり仕事が無くなるということはないでしょう。