もくじ
不動産鑑定士の論文試験勉強で実践した時間節約術
私の不動産鑑定士試験は、仕事をしながらの勉強でした。会社の制度を使って、論文式試験の前に一定期間休みを貰いました。この期間については、実家に帰り実家で勉強しました。
私は、今年は受からないだろうと言われていた模試の順位でしたが、一気に捲り上げて論文式試験の合格を手にしました。それには、時間管理を人より考えて、毎日圧倒的な勉強時間を確保し、実践したからだと思っています。本日は、時間節約術について話をしていきたいと思います。
具体的に意識して行った5つの時間節約術
鑑定士の論文式試験は、8月にあります。私は4月1日から、実家に帰り実家で勉強しました。結婚予定で、マンションも購入していましたが、一緒にいるとテレビを見たり、話をしてしまうので、勉強時間を確保するために実家に戻りました。家事についても両親に手助けをお願いしました。
ちなみに図書館で勉強をしなかったのは、図書館に行く移動時間がもったいないと思ったからです。家より図書館の方が誘惑が少ないのは事実ですが、ノイズがあるのです。歩いている時の風景、電車の広告、周りの話し声など、移動時間で暗記をしても勉強机で暗記する時より効率が下がります。総合的に判断して、家での勉強を選びました。
また、毎日固定的に使う時間として、食事やお風呂がありますが、これについても削減可能なところは減らしました。
鑑定士勉強で実践した時間節約術①
・勉強は実家。図書館は移動時間が無駄と感じた
・実家では、ご飯・洗濯は両親に頼む
・食事は2食
・お風呂は基本2日〜3日に一度
・やらないことを決める※朝6時から夜中2時まで、ご飯トイレお風呂以外全て勉強。これで1日に16時間〜17時間の勉強#不動産鑑定士
— ブローカー 2.0 (@broker_co_jp) January 2, 2019
固定時間の具体的な削減について
私は、時間節約をする際に重要なことの一つに、固定時間をどれくらい削減できるだと思いました。例えば、食事の時間ですが、毎日3回の食事と毎日2回の食事では、食事に費やす時間が違います。私は、食事を2回にしたからと言って、空腹で死ぬことはないと思い、1日2食にしました。
続いてお風呂。少し汚く聞こえますが、毎日入りませんでした。この勉強に集中した期間は、TACに行く日以外は外出しませんでしたから、TACに行く日以外はお風呂の時間も節約しました。
鑑定士勉強で実践した時間節約術②
例えば食事の話。4ヶ月半、1回の食事時間30分・1日3食。0.5時間×3回×135日=202.5時間
・1日2食。0.5時間×2回×135日=135時間
※67.5時間も差が生まれる。この時間が、受かるか受からないかの境目かもしれない#不動産鑑定士— ブローカー 2.0 (@broker_co_jp) January 2, 2019
やらないことを決める
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブスは、グーグル創業者のラリー・ペイジに対して「やらないことを決める。それが経営だ」とアドバイスをしたようです。このやらないことを決めるというのは、経営だけでなく、仕事や勉強あらゆるものに当てはまると思います。
私は、不動産鑑定士試験で、やらないことを決めました。その一つが会計学と経済学は過去問をやらないということです。鑑定理論で膨大な時間をとられるのに対して、教養科目に多くの時間を避けません。また、試験傾向も変わりやすいこの二つの科目について過去問をやる重要度がかなり低いと感じたからです。
当時の不動産鑑定士試験では、合格者の多くがTAC生でした。LEC生も多少いましたが、TACと掛け持ちなどが多かったです。そのため、TAC生ができる問題は落としてはいけない、TAC生ができない問題は出来なくてもいいと判断しました。
教養科目を完璧にするのは、効率が悪すぎます。不動産鑑定士試験は、受かったか落ちたかであって、上位10番以内で合格しましたとか、ぎりぎりで受かりましたとは発表されないですし、そもそも重要でないです。つまり、すべてができなくていいのです、受かればいいのです。
鑑定士勉強で実践した時間節約術③
やることを決めるのと同じくらい、やらないことを決めるのが重要。
例えば、会計学と経済学は過去問を一切やらなかった。一度過去問みて、試験傾向が違うから参考にならないと判断。#不動産鑑定士— ブローカー 2.0 (@broker_co_jp) January 2, 2019
集中して勉強する方法
続いては、集中して時間する方法についてです。時間節約をして、1日の大半を勉強に費やしても、集中して勉強できていないと意味がありません。どうしたら、集中して勉強できるかについて話をしていきます。
まとめ
不動産鑑定士の勉強では、時間の節約を意識していました。社会人で働きながら資格をとるには、必要なことでした。そのことで、今の人生の中でもいきていることがあります。
人生の限りある時間ですので、上手く使っていきたいですね。参考になれば幸いです。
私の主な1日の流れです、朝6時に起きて鑑定理論の暗記を9時くらいまでやります。次に1食目のご飯を食べて、午前中から鑑定理論論文の勉強を6時間ほどやり、さらに鑑定理論演習の勉強を2時間やります。続いて、2食目のご飯です。お風呂入る日は、その後お風呂に入ります。この後に、民法2時間、経済2時間、会計2時間の勉強をして1日が終わります。
ポイントは、習慣化です。習慣化するためには、なるべく同じリズムで毎日勉強することが重要です。勉強は最初が苦しいです。覚えられない、忘れる、わからない。でも繰り返し努力することによって、改善していきます。そして、それが習慣化出来たとき、1日16時間~17時間の勉強は苦痛ではなくなります。皆さんは、朝起きて歯磨きすることは苦痛でしょうか?努力していますか?習慣化して出来れば、苦痛でもなんでもなくなります。それこそ人が空気を吸うくらい習慣化できれば最強です。