暗記は一字一句覚えるのか?
暗記の仕組みをしっておく
まずは、暗記の仕組みをしっておきましょう。次のグラフは、ドイツの心理学者であるエビングハウスが発表した「人間の記憶は指数関数的に減少する」というという忘却曲線の話はとても有名なものであり、記憶量と時間は次のようになるとされています。
どれくらい覚えているの!?
- 20分後には、42%を忘れて、58%覚えていた。
- 1時間後には、56%を忘れて、44%を覚えていた。
- 1日後には、74%を忘れて、26%を覚えていた。
- 1週間後には、77%を忘れて、23%を覚えていた。
- 1ヶ月後には、79%を忘れて、21%を覚えていた。
さて、解決策はあるのでしょうか。下記の記事で説明しています。
一字一句覚えるのか!?
鑑定評価基準の暗記をする際は、一字一句覚えるのでしょうか。あくまでも私の主観になりますが、一字一句覚える必要はないでしょう。
私は、全体の約8割を丸暗記し、1.5割をほぼ暗記し、0.5割をざっくり内容を書けるレベルで合格しました。例えば、模試などで上位に必ずいる人達は、ほぼほぼ丸暗記できているでしょう。私の先輩も一字一句覚えたと言っていました。しかし、そこまでカッチリと覚えなくても受かるはずです。
鑑定評価基準の暗記で実践したこと
鑑定評価基準の暗記で後から振り返ると色々試してみたなと思います。7つにまとめてみました。参考になるものもあるかと思いますのでご覧ください。
暗記で実践したこと
- 毎日暗記の時間を作る
- 理解して覚える
- よく使う定義から覚える
- 語呂等耳で、覚えやすいフレーズは、テンポで覚える
- 書いて覚えず、読んで覚える
- 勉強方法共有のため、モチベーション維持のため、勉強仲間を作る
- 電車などのスキマ時間を活用する
詳しくは、下記の記事で説明しています。
民法の論証例は丸暗記しなかった理由
私は、民法の論証例は丸暗記しませんでした。鑑定理論に手一杯で教養科目については、なるべく時間をかけたくないと思っていました。
私は、TAC受講生でした。何人かの先生の授業を受けて、A先生に教わることにきめました。理由はいくつかあります。A先生は弁護士先生でした。その先生が丸暗記をせずに弁護士資格を取得していたのです。鑑定士試験の民法より遥かに難しい、弁護士試験において論証例を暗記せずに受かるなら、鑑定士試験も民法の論証例を暗記せずに受かることは可能だと思いました。
詳しくは、下記の記事で説明しています。