抹消登記、嘱託登記、職権登記、代位登記、変更登記、更正登記とは?

抹消登記、嘱託登記、職権登記、代位登記、変更登記、更正登記とは?

抹消登記とは? 

抹消登記は、登記簿謄本に記載されている登記を消滅させる登記です。金融機関より借り入れをした時に設定した抵当権について、返済が完了したとき抵当権抹消登記をします。抹消された抵当権は、下線がひかれます。

 嘱託登記とは?

しょくたくとうきと読みます。例えば、①競売の申し立てを受けた裁判所が、競売開始決定の登記を嘱託する。②裁判所が仮差押え、破産などの登記を嘱託する。などがあります。

職権登記とは? 

しょっけん登記です。例えば、表示に関する登記で、登記官が必要と認める場合があります。

代位登記とは? 

他人が持つ地”位”に”代”わりにつくこと、だいい登記です。例えば、強制執行を行うために、未登記建物の表題登記や所有権保存登記をする場合があります。

 変更登記とは?

登記が現状の内容と変わった時、現状と一致するように変更登記を行います。例えば、土地の地目が変わったとき、住所移転により登記名義人の表示に変更が生じた時などに変更登記を行います。

更正登記とは? 

登記事項に間違いがあった場合に更生登記がされます。例えば、登記申請を間違えたとか登記官が登記する時に間違ったりした場合です。