宅建資格を活かせるのは、男性より女性!?

宅建資格を活かせるのは、男性より女性って本当ですか!?
具体的にどんな仕事をするんでしょうか?

かおるちゃん 疑問
かおるちゃん 疑問

こういった疑問にお答えします。

宅建資格を活かせるのは、男性より女性!?

宅建資格を活かせるのは、男性より女性ではないかという声についてご説明していきたいと思います。実際、女性宅建士は、年々増えており、多くの方が活躍されていています。

年度別女性宅建士の推移

※一般財団法人不動産適正取引推進機構「宅地建物取引士の概要」データより

難しい話を丁寧に説明できる

宅建士の仕事の一つとして、重要事項説明というものがあります。難しい専門用語もあるなか長い時間かけて、お客様に説明していくことになります。女性宅建士だと、お客様が落ち着いて話を聞いてくれるということがあるでしょう。

一般論として、男性に比べて女性は会話が上手と言われています。物腰が柔らかく、丁寧に説明してくれることはいいことです。

事務作業が得意

女性は仕事が丁寧な人が多いともいわれています。契約書や重要事項説明書の作成は、厚みのある資料を長時間かけて作成していきます。不備のない書類を丁寧に作成するということも宅建士の仕事になります。この女性ならではの仕事の丁寧さはプラスになるでしょう。

不動産仲介業務で、トップ営業が女性ということはよくある話

女性宅建士の仕事は、契約書・重要事項説明書の作成などのサポート業務だけでなく、営業の仕事もあります。この営業の仕事についても、女性はお客様うけがいいです。丁寧な対応、きめ細かな連絡は、サポート業務だけでなく営業にもプラスに働きます。

また、営業の現場で女性営業マンがトップセールスということも多々あります。中には、不動産営業は女性だけという会社もあります。

女性宅建士の就職先と年収

続いては、女性宅建士の就職先と年収についてお話をしていきたいと思います。

女性宅建士の就職先

女性宅建士の資格を活かして働ける場所は多いです。

具体的には、不動産仲介業、デベロッパー、建築会社、ハウスメーカー、不動産管理会社、金融機関など幅広く活躍することができるでしょう。契約書・重要事項説明書などの書類関係だけでなく、宅建で勉強した不動産知識を発揮できる場がたくさんあります。

年齢は幅広く活躍できる

女性宅建士の年齢層は幅広いです。求人情報でも年齢不問・要宅建資格というのが多く見られます。

実際に、新卒の若手の女性宅建士営業マンから40代~50代のサポート職の仕事があります。女性はお客様とコミュニケーションを取るのが上手であり、重宝されます。

パート・アルバイトも多く活躍

不動産業界は、人の入れ替わりが激しい業界です。宅建資格を持っていれば、再就職の時に有利に働くでしょう。求人では、要宅建資格でのパート・アルバイトも多数存在します。育児でフルタイムで働けない場合、家庭の事情でフルタイムで働けない場合、パート・アルバイトで宅建の資格は活かせるでしょう。

余談ですが、宅地建物取引業者は、5人に1人の割合で専任の宅建士を置かなければなりません。宅建士の人数が足りなくて、名義貸しで月数万円お小遣い稼ぎをしませんか!?という話が業界内で存在しますが、宅建資格の名義貸しは禁じられています。

女性宅建士の年収と求人内容

事務スタッフさんやサポート職の方の年収は、250万~500万程度でしょう。営業マンの場合は、250万~1000万程度、稼ぐ営業マンはそれ以上の年収になる方もいます。

営業職か事務職(サポート職)かで、仕事内容も異なり年収に大きな差が出てきます。いずれにしても宅建士にしかできない仕事がありますので、女性宅建士は重宝されるでしょう。

宅建士の資格手当の相場

前述したように、宅地建物取引業者は、5人に1人専任の宅建士を設置しなければなりません。そのため、会社側も月額で1万~3万円程度の資格手当を出している企業は多くみられます。

つまり、会社側からすると基本給とは別に資格手当を支払ったとしても、採用したい、宅建士を置いておきたいというニーズがあるということです。とても魅力的な資格だと思います。

女性の宅建合格率は高い!?

令和元年の宅建試験の女性の合格比率は約35.4%、男性が64.5%です。これは、同じ不動産関連資格の不動産鑑定士や他の士業である弁護士・税理士・司法書士などと比較しても宅建士の女性の合格比率は高いです。営業・事務職、正社員・パートアルバイトなど幅広いニーズが宅建士にあることから、女性には人気があるのでしょう。

また、宅建の合格率をみると、男性16.3%に対して女性は18.5%の合格率で、男性より女性の方が高い状況になっています。

令和元年宅建試験
男性女性合計
受験者数148,765人72,032人220,797人
合格者数24,188人13,293人37,481人
合格率16.3%18.5%17.0%

宅建は、独学でも合格を目指せる

宅建試験は、独学でも十分合格することが可能です。時間をとってチャレンジしましょう。

短期独学でオススメテキスト

みんなが欲しかった!宅建士の教科書

Amazonでもベストセラーかつコメント70件以上を誇る定番の教科書です。イラスト・図解がたくさん入っています。そのため、「読む」より視覚でとらえて頭に焼き付けることが出来ます。とても馴染みやすいテキストです。

おすすめポイント
  • 見てわかるフルカラー 赤シート対応
  • 無料特典!スマホ学習対応 使える例題付
  • こんなのなかった!巻頭企画。目で見る用途地域ほか
  • 持ち運びラクラク分野別 3分冊
  • ぱっと見てわかるこだわりのカラー図解

みんなが欲しかった!宅建士の問題集

一つ目と同じ「みんなが欲しかった!」シリーズ。TAC講師陣が、過去問から厳選して問題を選んでいるので、ベストな過去問と言っても過言ではないと思います。

おすすめポイント
  • 無料特典!試験の解き方がバッチリわかる講義動画付
  • 「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」と完全リンク
  • 令和元年 本試験問題&解説ダウンロード可! スマホでも閲覧可
  • どこでも問題演習 分野別 2分冊
  • 実録がぐんぐんつく 本試験論点別

問題集は、テキストと同じシリーズを使いましょう。テキストと問題集がリンクしている方が効率よく勉強できます。

主婦の方・育休中の女性は、通信講座がおすすめ

宅建の学習方法には、予備校の通学・通信講座・独学の3つに大別されます。

主婦の方や育休中の女性には、通信講座がおすすめです。主婦の方や育休中の女性の方の特徴として、時間が限られています。普通のサラリーマンの方よりも時間がないということはよくあることです。そのため、予備校への通学は通学時間がもったいないため、おすすめできません。独学は費用は安いものの、分からないことを質問できません。通信講座は、自宅にいる時間が長い主婦の方・育休中の女性の方向けでしょう。