鑑定士の勉強とモチベーション
鑑定士の勉強ではモチベーションが大事
私は、鑑定士試験勉強で最も大事なことはモチベーションだと思っています。鑑定士試験を軽く合格する天才は別として、大半の受験生は長期間の勉強をやり切らないといけないからです。3日坊主では受からないと思うんです。だから、モチベーションが一番大事だと思っています。そのモチベーションを維持していくためにはどうしたらいいか、私が鑑定士試験を受験した時の経験をもとに少し話をしていきたいと思います。
モチベーション低下時に頭の中はどう考えているか!?
鑑定士の勉強のモチベーションが低下する時、頭の中はどう考えているのでしょうか?まず、私はモチベーション低下がよくおきていたのは勉強初期の時期でした。「基準を暗記しても覚えられない、覚えてもすぐ忘れる」「民法の論証例覚えられない」「経済学が理解できない。ミニテスト0点連発」。もう無理、ダメだ、やる気がでなくなります。
さて、話が少しそれますが、「掃除が好きな人」と「掃除が嫌いな人」の差は何でしょうか?掃除が嫌いな人は掃除をするという面倒なことを想像して嫌になります。掃除が好きな人は綺麗になった部屋に家族や友達を呼んで楽しんでいることを想像して楽しみになります。
鑑定士の勉強に当てはめると、長い試験勉強中は合格後の楽しいイメージを持つことが重要です。合格後のイメージをしましょう。
モチベーション維持のための4つのポイント
- 合格後のイメージを常にする
- 大きな目標だけでなく小さな目標をたてる
- 勉強仲間をつくる
- 習慣化する
合格後のイメージを常にする
大きな目標だけでなく小さな目標をたてる
大きな目標だけ掲げてスタートしても、なかなか到達できないものです。例えば、1年後に鑑定士を合格するという大きな目標に対して、今日は基準の2章の暗記を終えるなどの小さいな目標をたてて日々こなしていくことが重要です。
勉強仲間をつくる
勉強仲間をつくることには、2つのメリットがあると思います。1つ目は、勉強方法を共有出来るということです。特に初期段階では勉強方法で右往左往することもあり、仲間がいると色んな話を聞けるからです。2つ目は、モチベーションです。長い勉強期間の中でどうしてもモチベーションが落ちることがあります。そんな時には、勉強仲間がいると助けられます。
習慣化する
基準の暗記は毎日やります。毎日やるからこそ、今日はやる時間がないなぁ、今日はやる気持ちになれない、明日からまた頑張ろうとか色んなことが頭をよぎります。
絶対やらなきゃという気持ちも大事ですが、基準の暗記を習慣化してしまうことがベストです。例えば、朝起きて歯を磨く時、めんどくさいなぁ、明日からやろうって思わないですよね?毎日歯磨きをするのは努力ではないですよね?習慣化できると自然とできるわけです。朝起きて空気を吸うかのように、暗記が出来ればもう挫折しないでしょう。