マリーナベイサンズ(MarinaBaySands)が大好き

マリーナベイサンズに泊まってみたいけど、英語は話せないし、建物が傾いているとか、プールは汚いとか聞くけど、実際どうなんだろ!?

かおるちゃん 疑問
かおるちゃん 疑問

こういった疑問にお答えします。

もくじ

マリーナベイサンズ アクセス・場所

今回は、マリーナベイサンズについてお話していきたいと思います。私は2016年~2020年の間に6回~7回シンガポールに行き、毎回マリーナベイサンズに泊まりました。マリーナベイサンズのことが好きなので、少しだけ人より詳しくなったかもしれません。

コロナ以降で変わっていることもあるかもしれません。ご了承くださいm(_ _)m

マリーナベイサンズとは?

マリーナベイサンズは、シンガポールのマリーナ・ベイにある総合型リゾートです。建物は、2561室のホテル、カジノ、ショッピングモール、シアター等が入っています。

魅力は、何と言っても屋上のプールですね。世界一高い場所にあるプールとして大人気です。私が初めてマリーナベイサンズを知ったのは、SMAPが出ているソフトバンク CMでした。懐かしい↓

ソフトバンクCM SMAP マリーナベイサンズより

マリーナベイサンズは傾いている!?

「マリーナベイサンズは傾いている。崩壊するのではないか!?」こういった話を聞くことがあります。どうなんでしょうか。大きく論点は2つです。

  • シンガポールは地震がない国であること
  • マリーナベイサンズは傾いている設計になっている

一つ目は、シンガポールは地震がない国です。日本のように地震大国であると地震が来ることを全体に建物を作る必要がありますが、地震がない国だとその考え方は少しちがうでしょう。ちなみに、シンガポールでは地震が起きた記録というのはないようですが、シンガポールから遠く離れた震源の地震で余波の揺れを感じる程度のことはあるようです。

二つ目は、マリーナベイサンズは、モシェ・サフディ氏が設計していますが、そもそも当初から傾いている設計になっています。(最大傾斜が52度)現場で見ると綺麗な曲線で美しい建物ですが、どうやって作るのでしょうかね。この曲線を建築することは簡単ではありません。日本のゼネコンの清水建設は短期間の工期とこの曲線の建物を建築することは難しいと入札を断念したという経緯があります。そんな中、建築したのは韓国の双竜建設です。双竜建設はジャカルタの証券取引所のバルコニーが崩壊した事件があり、手抜き工事だったのではないかと言われている会社です。ちなみに、双竜建設はすでに倒産しています。こういった事から、マリーナベイサンズは傾いているのではないか?限界が近づいてきている、いつ取り壊されるのかといった話が尽きないのでしょう。

マリーナベイサンズは2010年に建築されています。築後12年が経過しています。築後10年~20年くらいで少しずつ老朽化が進むでしょう。また、マリーナベイサンズが建った場所は埋立地ですので、地盤の懸念も0ではありません。頭の片隅に入れておくといいでしょう。

アクセスは「MRT」「Grab」どっちがいいか!?

シンガポール・チャンギ空港からマリーナベイサンズへのアクセスは、「MRT」「Grab」どっちがいいでしょうか。比較していきましょう。ちなみに、シンガポールは日本と異なり、電車・タクシー・グラブどの交通手段も料金は安いです。

MRT(電車)について

シンガポールMRTマップ

まずMRTです。MRT(Mass Rapid Transit)は電車ですね。約40分~45分です。Tanah Merah(タナメラ)駅は地上駅なので、乗換待ちの時間は暑いです(笑)料金は数百円くらいです。

MRTでの移動
  • Changi Airport(チャンギ空港)駅→
  • Tanah Merah(タナメラ)駅→
  • Paya Lebar(パヤレバー)駅→
  • Bayfront(ベイフロント)駅

私は、このルートで乗り換えをしていますが、Bugis(ブギス)駅を使うルートもあります。

Grab(配車アプリ)

続いてGrab(グラブ)です。Grabとは配車アプリ運営企業です。イメージはUBERですが、東南アジアは断トツGrabです。Grabを使うメリットは下記の通りです。

Grabを使うメリット
  • アプリで予約できる。
  • アプリにクレジットカードを登録しておけば料金の支払いの手間をなくせる
  • タクシーより安い

Grabは必ず配車がつかまるというわけではありません。シンガポールで捕まらなかったことはありませんが、マレーシアで朝5時にホテルからクアラルンプールまでGrabを使おうとしたらつかまらなかったこともありました。頭に入れておきましょう。

アプリで事前予約ができクレジットカード登録をしておけば、運転手さんとお金のやり取りをする人用がありません。英語が苦手な人には助かりますね。また、料金はタクシーより2割くらいやすい印象です。チャンギ空港からマリーナベイサンズまで日本円で1500円くらいだったと思います。

私は電車もタクシーもGrabも使ったことがありますが、荷物を持って移動が苦でなければ電車が安いですしいいでしょう。荷物が多いときや、小さいお子さんが一緒のとき、夜遅い時間はGrabを使うと便利でしょう。

チェックイン受付「REFISREATION」「VIPLOUNGE」「日本語受付」

全体MAP

マリーナベイサンズのチェックインカウンターは、大きく分けて3つあります。

1つ目は、通常の受付カウンター(Registration)です。タワー1とタワー3の2か所です。上の全体MAPの赤丸部分()です。タクシーやGrabで降りてホテルに入るとすぐあります。受付カウンターの上部に「Registration」と書いてあるのが目印です。結構並ぶので、並んでいる場合は2か所見てみるといいでしょう。

2つ目は、VIPラウンジ(VIP LOUNGE)です。タワー1とタワー2の間あたりにあります。上の全体MAPの赤星部分()です。マリーナベイサンズ1階から地下に行く階段エスカレーターの近くにあります。VIPラウンジでのチェックインはクラブルーム以上の宿泊者のみが利用できますので、デラックス・プレミアのお部屋に宿泊の場合は使えませんので、注意しましょう。また、私はクラブルームに宿泊した時に使おうとしましたが、混んでいて辞めたことがあります。VIP LOUNGEがそんなに広い空間ではありませんので、混んでいる場合は通常の受付カウンター(Registration)を使いましょう。

3つ目は、日本語対応カウンターです。タワー1のエレベーター付近にあります。上の全体MAPの青色ひし形部分(🔷)です。ここは、日本語の看板が出ているので場所は分かりやすいと思います。「JAPANESE GUEST RELATIONS 日本語対応デスク」とあります。朝早い時間と夜遅い時間はスタッフさんがいないので、注意しましょう。

お部屋はどのタイプがおすすめか!?

「シティビュー」と「ガーデンビュー」はどっちがいい!?

マリーナベイサンズ「シティビュー」「ガーデンビュー」

マリーナベイサンズのお部屋の向きは、「シティビュー」と「ガーデンビュー」の2つのタイプがあります。結論としては、シティビューの方がおすすめです。理由は景色です。夜のシティビューは本当に美しいです。ガーデンビューは、ガーデンズバイザベイの緑豊かな景色が見えますが、夜は暗いです。また、海が見えますが、貨物船が多く止まっているため、朝の時間も海が美しいという印象はあまり受けません。

料金については、シティビューかガーデンビューかで日本円で2000円前後の差があります。料金が高いのはシティビューです。

※1.低層階(2階~9階)に泊まる場合は、おすすめが変わります。シティビューだと目の前にショッピングモールがあり景色の良さはきえてしまうでしょう。ガーデンビューは、ガーデンズバイザベイが目の前に位置することから緑豊かな景色が楽しめます。

※2.「ハーバービュー」「スカイビュー」というものもあります。ハーバービューは、40階以上のガーデンビューのお部屋をさし、スカイビューは40階以上のシティビューをさしています。高層階になりますので、料金も高めになります。

「デラックス」「プレミアム」「クラブ」どの部屋がおすすめ!?

マリーナベイサンズのお部屋は、大きく「デラックス」「プレミアム」「ファミリールーム」「クラブ」「グランドクラブ」「スイートルーム」の6つのタイプに分けられます。私がおすすめなのは、クラブルームです。CLUB55でアフタヌーンティーしたり、ちょっとした贅沢を味わえます。低予算の場合はデラックスルーム低層階です。お部屋に浴槽がないので注意しましょう。

具体的に6つのお部屋を比較して見ましょう。

部屋の広さベッドサイズ食事その他特徴
デラックスR30㎡~キングサイズ1台又は
シングルサイズ2台
朝食含まれずシャワースペースのみ
プレミアムR42㎡~キングサイズ1台又は
シングルサイズ2台
朝食含まれず
ファミリーR101㎡~キングサイズ2台朝食含まれず
クラブR44㎡~キングサイズ1台朝食含むCLUB55、
アフタヌーンティー、
イブニング ドリンク
およびカナッペが無料
グランド
クラブR
62㎡~キングサイズ1台朝食含むCLUB55、
アフタヌーンティー、
イブニング ドリンク
およびカナッペが無料
オーキッド
スイート
71㎡~キングサイズ1台朝食含むCLUB55、
アフタヌーンティー、
イブニング ドリンク
およびカナッペが無料
公式HPより

上記一覧では、スイートルームは、オーキッドスイートにて比較しましたが、スイートルームはその他に「サンズスイート(136㎡)」「ベイスイート(101㎡)」「マリーナスイート(139㎡)」「マーライオンスイート(387㎡)」「ストレイツツイート(330㎡)」「ぷレジデンシャルスイート(508㎡)」「チェアマンスイート(600㎡)」があります。

【料金】マリーナベイサンズの値段はいくら!?

2名1部屋で宿泊の場合
  • デラックス:4万~4.8万円/1日
  • プレミアム:4.4万~5万円/1日
  • クラブルーム:6.5万円~8万円/1日

オーソドックスな「デラックス」「プレミアム」「クラブルーム」の料金は上記の通りです。デラックス、プラミアムルームは5万円内の料金で宿泊することができます。クラブルーム、グランドクラブルーム、オーキッドスイートがおおむね6万円~10万円のお値段で宿泊することができます。それ以上のスイートルームの料金は10万円以上ですが、チェアマンスイート(600㎡)とかいくらするでしょうか。。。

地上200m船の形をした「インフィニティ―プール」

屋上プールはマリーナベイサンズに泊まらないと入れない!!

マリーナベイサンズに泊まりたいと感じる理由の一つが地上57階(地上200m)にあるインフィニティプールです。シンガポールの街並みを見渡すことができる世界最大のインフィニティプールです。屋上プールはマリーナベイサンズに泊まらないと入れません。

昼と夜のどっちにプール行くべきか!?

朝のプールです。泳ぎたいなって人は朝の方が人が少ないので、朝行くことをお勧めします。営業時間は、6時~23時(2022年1月に公式HPで確認したところ6時~0時15分に変更されていました)です。

夜のプールです。人が多くてなかなか泳げません。デッキチェアも空いている所がなかなかないことが多いです。それでも夜に来る人が多いのは景色が楽しめるからでしょう。私も泳げなくても夜にきたいと思う人です。

プールから落ちないの!?

マリーナベイサンズのプールですが、一見落ちそうな作りなのかと思いますが、側溝部分があり、かなり幅があります。もちろんジャンプして飛び越えることは出来なくはないですが、間違え落ちてしまったということはないでしょう。それくらい幅はあります。

結論、落ちるか落ちないかと言われれば、落ちません。

プールが汚いというのは本当!?

マリーナベイサンズに2度目に行くときに、プールが汚いとインターネットで目にしました。果たしてどうなのかよく見てみることにしました。

結論、私は特に汚いとは感じませんでした。人の感じ方にもよると思いますし、日によっても違うのかもしれません。ただ、日本の市民プールの方が汚いとこいっぱいあるなという印象です。確かにマリーナベイサンズには色んな国の人が泊まっているし、子供も相当数入っているのできれいだとは思いませんが、私としては気にする程度のことではないと思いました。

マリーナベイサンズ 朝食

朝食は「RISE(ライズ)Adrift(アドリフト)Spago(スパゴ)」

RISE(ライズ)

マリーナベイサンズでの朝食は、RISE(ライズ)、Adrift(アドリフト)、Spago(スパゴ)の3か所で食べることができます。お部屋がクラブルーム以上の場合は、Club55(クラブ55)での無料の朝食を頂くことができます。

  • RISE(ライズ)→1階
  • Adrift(アドリフト)→1階
  • Spago(スパゴ)→57階
  • Club55(クラブ55)→55階

RISE(ライズ)です。タワー1の1階にあります。入り口付近には迫力ある大きな植物があり、天井が高いため開放感があります。RISEの営業時間は、6時半~11時。8時前くらいに行くと空いてますが、9時過ぎると混んでいる印象があります。他の朝食会場より少し早く空きます。私は、朝食会場の中でRISEが一番好きなのです。開放感ある会場であることとお料理の品揃えが一番多いからです。食べたいものが多すぎるので、食べきれません。

Adrift(アドリフト)です。タワー2の1階にあります。マリーナベイサンズの建物内にまたちょっとした建物があるなという印象です。Adriftの営業時間は、7時~10時半です。私は一度だけ行ってみました。落ち着く会場ですね。

Spago(スパゴ)です。57階の屋上、タワー2に位置します。Spagoの営業時間は、7時~10時半です。インフィニティプール隣にあるので、急にリゾートの朝を感じられる会場だと思います。

Club55(クラブ55)です。55階にあります。クラブルーム以上の宿泊で利用することができます。Club55の営業時間は、6時半~11時です。ビュッフェの品揃えは多くはありませんが、Club55はいてます。ピーク時の時間帯でも他の会場のような混雑はないでしょう。また、Club55では水着・バスローブ・スリッパはNGのようです。

CLUB55でアフタヌーンティー、イブニングドリンク

クラブルーム以上の宿泊の場合、55階にあるCLUB55を無料で利用することができます。CLUB55は朝食以外に、アフタヌーンティー、イブニングドリンクも無料です。軽食・ドリンク・デザートがメインですが、割とお腹いっぱいになって夜ご飯は食べなかったです。クラブルーム以上の宿泊の場合は、絶対に行った方がいいです。

マリーナベイサンズのアメニティー

マリーナベイサンズのアメニティーは!?

マリーナベイサンズのアメニティは、Roberto Cavalliの高級アメニティです。部屋のグレードによって、アメニティも大分違うようです。私は、3種類のアメニティに出会いました。3つの中で、Paizaと書いてあったアメニティの匂いが大好きでした。1階のスタッフさんに売ってないですか!?と聞いたのですが、ないようでした。本当に残念です。

ボールペンとお水はいくらでも貰える!?

お部屋でくつろいでいる時に、清掃スタッフさんがインターホンを押して、何かお手伝いすることありますか?と話してくださったので、「お水ください。あと、ボールペンって貰えるんですか!?」って聞いたらくれました。ちなみに「ボールペンは、沢山ほしいなぁ」って言ったら、10本くれました(笑)優しい。

マリーナベイサンズカジノ

マリーナベイサンズカジノの概要

マリーナベイサンズカジノは有名ですね。4フロア15,000㎡を超えるスペースがあります。21歳以上で観光客は、入場上無料で入ることができます。カジノはのめりこむと時間の感覚なくずっと居られてしまうので気を付けましょう。(カジノには時計もありません)

ちなみに、シンガポール人・永住権を保持する外国人はマリーナベイサンズカジノに入るには入場料がかかります。

PAIZAって何?

マリーナベイサンズに泊まった時にカジノに行きました。通常カジノへは、マリーナベイサンズの地下から入っていくのですが、ある時マリーナベイサンズのエレベーターで4階で降りていく人がいたので、4階って何があるんだっけと思い、エレベーターに案内に「PAIZA」とありました。何だろうと思って調べてみました。

Paizaは、マリーナベイサンズカジノのVIPメンバーです。Paiza会員になるための最も簡単でシンプルな方法は、日本円で約400万円のデポジット(預入れ)をすることです。

Paizaの特典
  • ローリングプログラムに参加することができること
  • 飲み物だけでなく、食べ物も無料になる
  • マリーナベイサンズの宿泊金額割引がある
  • デポジット、ローリング額に応じて送迎や空港エスコートサービスが無料

Paiza会員は、マリーナベイサンズホテルとカジノをつないでいる4階のメンバー専用の通路から入ることができます。

カジノは程程に!「マリーナベイサンズの売上の72%はカジノ」

出典:ラスベガス・サンズ HP 等を基に株式会社プライア・コンサルタント作成
「海外における特定複合観光施設等に関する調査分析」より

マリーナベイサンズの売上構成についてです。カジノが2446億円で全体の72%、ホテルが425億円で全体の13%、飲食が227億円で全体の7%、ホールが187億円で全体の7%、その他が110億円で全体の3%という割合です。

つまり、マリーナベイサンズの売上の大半はカジノからの売上であるということです。当然、顧客より運営会社が儲からないといけません。大半の人は損をするようになっていますので、程程に。

マリーナベイサンズで良くなかったこと2選

①受付の待ち時間が長い

マリーナベイサンズのチェックイン受付の待ち時間が長いです。受付の前に列ができ、待ち時間も長いですし、チェックインの手続きも時間がかかります。私は英語が得意でないので、そんな色々聞かれてもわからないのが辛いところです。毎回同じように待つのでこの点はストレスを感じます。

②結婚旅行でツインルーム、、、

始めてマリーナベイサンズに泊まった時は、結婚旅行で旅行会社を通したプランだったのですが、結婚旅行でツインのベットってどうなのかなって思いました。これはたぶん、旅行会社が気をきかせられなかった話なのですが、どうもマリーナベイサンズの印象として残ってしまっています。