不動産鑑定士を目指す人の動機って?
こんにちは。 本日は、不動産鑑定士を目指す人の動機ってなんだろう!?ということをデータを基に考えていきたいと思います。
不動産鑑定士を知ったのはいつ?
国土交通省が開示している「不動産鑑定士に関するアンケート調査」のデータでは、不動産鑑定士の資格を知った時期は、就職後が最も多く全体の約55%にあたります。次いで、大学生・大学院生のときが全体の約36.4%となります。
また、不動産鑑定士を目指した時期で、大学生・大学院生までに不動産鑑定士の資格を知った場合、学生時代に資格取得を目指したが約57%、就職後5年以内に目指したが約30.8%と合わせて8割程度となっています。ここは、面白いデータかと思っています。比較対象として、就職後に不動産鑑定士の資格を知った場合、資格取得を目指す時期が就職後5年以内、5年後~10年後、10~20年後とバラバラです。
一つは、就職後は個別事情があるので目指す時期はバラバラだということ、もう一つは、学生時代に知った場合、ほとんどの人が早い時期に取得を目指しています。意識高い系ではないかと思います。
不動産鑑定士を目指した動機って何?
不動産鑑定士を目指す人の動機ってなんでしょうか。国土交通省が開示している「不動産鑑定士に関するアンケート」によると不動産に関心があったからが約25%と最も多く、次いでキャリアアップに役立つと思ったからが約21.6%、高難易度資格を取得したかったからとなっています。
ちなみに、私の場合は、宅建からのステップアップでダブルライセンスを取りたいとうこと、より優れた知識がほしいと思ったことが動機です。
最近の不動産鑑定士を目指した人の傾向は?
不動産鑑定士を目指した動機について、不動産鑑定士を登録した年度別にその傾向を見ていきたいと思います。1975年までの年代では不動産に関心があったからという理由と勤務先から勧められたからが最も高い理由です。それが直近になってくると勤務先から勧められたからという理由が激減しているのがわかります。逆に高所得のイメージがあったからという理由が増加しています。