宅建試験落ちた回数は!?

宅建で何回で受かる人が多いの!?

かおるちゃん 
かおるちゃん 

こういった疑問にお答えします。

宅建落ちた回数は!?

宅建試験の平均受験回数は2回だった!

宅建試験の合格までの平均受験回数は、2回というデータがあります。詳細をみますと、受験回数1回で合格した人が約40%、2回目で合格した人が約30%、3回目で合格した人が約15%、4回以上かかって合格した人が約15%です。

まず、このデータは合格した人の受験回数であって、当然不合格者の数字は入っていません。1回で合格する人、2回で合格する人の割合が極めて大きいわけですが、焦ってはいけません。しかし、1つの傾向としては、だらだらと何度も受験すれば受かるということではありません。

宅建試験の合格ラインと合格率

令和元年度の宅建試験の試験結果と合格ラインは次の通りです。合格者は37,481人、合格ラインは50点中35点以上正解した人が合格となりました。(登録講習修了者は45問中30点以上正解した人)

合格率は、平成27年17.5%、平成28年15.4%、平成29年15.6%、平成30年15.6%、令和元年17.0%と推移しています。過去10年間の合格率をみても約15%~17%台で推移しています。

宅建試験の合格率はなぜ低いのか!?

宅建試験の合格率は意外と低いと思います。前述の通り、おおむね約15%~17%台に推移しています。私は理由が2つあると思っています。

1つは、宅建士試験には受験資格が特に設けられていません。そのため、受験のハードルが低いです。あまり勉強していなくても会社の規定で受けないといけないなど、本気で合格を目指していない受験生もある一定数いるという理由があります。

2つ目は、1つ目と相反する内容にも受け取れますが、そうは言っても誰でも合格する簡単な試験ではないということです。つまり、運転免許試験のような受けていれば受かるという試験ではないということも理由でしょう。

今年こそは合格と考えるあなたに

宅建士試験は、30点前半から30点後半にかけて(32点~36点)付近に受験者の点数が集まります。つまり、よく合格まで1点足りなくて落ちたという話をよく耳にしますが、あながち間違った話ではないのです。不運で2年連続1点不足といった現象も起こりえます。

ちょっとした運、あと一歩だった場合、あきらめずにもう一度チャレンジしてみましょう。宅建試験は誰でも受かる簡単な試験ではありませんが、地道に継続して勉強していけば、必ず合格ラインまで点数を伸ばせる試験です。頑張りましょう!