宅建士の人数は!?【増える宅建士。その魅力は!?】

宅建士ってどれくらいの人数がいるのでしょうか?
宅建士の魅力って何ですか!?

かおるちゃん
かおるちゃん

こういった疑問にお答えします。

宅建士の人数はどれくらいいるのでしょうか?

宅地建物取引士の資格登録者(平成30年度時点)は、約105万人で、前年から23,198人(2.3%増)増加しています。

宅地建物取引士資格登録者数は、統計を開始した平成5年度から増加を続けています。

男女別宅建士の人数

宅地建物取引士の男女別の資格登録者(平成30年度時点)は、男性が約78.8万人に対して女性が26.1万人です。また、女性の宅建士の割合は、統計を開始した平成5年度から増えています。

宅地建物取引士 年度別女性比率

※一般財団法人不動産適正取引推進機構「宅地建物取引士の概要」データより

年齢別宅建士の人数

宅地建物取引士の年齢別の登録者数(平成30年度時点)は、50代が最も多く約20%を占めています。続いて60代の18.9%、40代の18・5%と高齢化している状況です。

20代以下は3.1%、30代は10.5%と構成比率は低いです。しかし、前年度からの増加率だと20代以下は7.6%増加してきています。

※一般財団法人不動産適正取引推進機構「宅地建物取引士の概要」データより

宅建士の年度別人数の推移

宅地建物取引士の年度別の人数の推移をみると、資格登録者数・主任士証交付者数・就業者数共に増加傾向にあります。特に、資格登録者数は、毎年右肩あがりに増加してきています。よく考えると宅建士として資格登録はするが、主任士証の交付を受けたり、就業する人の割合は減っているともいえます。

宅地建物取引士 年度別人数の推移

※一般財団法人不動産適正取引推進機構「宅地建物取引士の概要」データより

なぜ宅建士は年々増えてきているのか!?

宅建士が増えているのは人気があるから!その魅力とは!?

近年、宅建士が年々増えてきています。その魅力は何でしょうか!?

就職・転職に役立つ

不動産業者は、事務所ごとに5人に1人以上の割合で専任の宅建士を置くよう定められています。そのため、不動産業者は、常に宅建士を求めている状況です。また、不動産業界は人材の出入りが激しいことからも、既定の宅建士の人数確保のため、採用活動が日々なされています。

不動産取引の需要が増えている

不動産の取引件数は増えており、現在は新築ビル・新築マンションの建築ラッシュです。2020年はコロナの影響で一服感はありますが、不動産取引は下落局面でも一定数行われます。

活躍の場が広がってきている宅建士

宅建士の活躍の場が広がってきています。昔は不動産会社だけ使うというイメージもありましたが、今は不動産会社以外にも金融業界(銀行・保険会社・証券会社)、一般企業(飲食店の店舗出店、アパレルの店舗出店、企業の工場誘致)、投資家(個人投資家で宅建士保有)、ダブルライセンス(不動産鑑定士、司法書士、ファイナンシャルプランナー、行政書士など)など活躍できる場が広がってきています。

このように現在では宅建士の資格が幅広く役立つ時代になっています。

受験資格がないこと誰でもチャレンジできる

受験資格がなくチャレンジのハードルが低いことがあります。学歴・国籍・年齢等の受験資格が一切ないためのです。10代から90代で合格した方もいます。

宅建士ってどんな仕事をするのか!?

宅建士はどのような仕事をするのでしょうか?「こんなにおもしろい宅地建物取引士の仕事」という書籍があります。宅建士の資格の動向、年収などが記載されています。真剣に宅建士を目指そうとしている方は、一度ご覧になるといいかもしれません。