東京都の離島と不動産価格

導入:東京都にも離島がある?

  • 東京都といえば大都市のイメージが強いが、実は多くの離島を有している。
  • 東京の離島は、観光地としても人気があり、豊かな自然や独自の文化が魅力。
  • 本記事では、東京都の離島の特徴や観光スポット、暮らしについて紹介する。

東京都の離島一覧

伊豆諸島(東京から南へ約100~300km)

  • 大島(おおしま):火山の島・三原山や温泉が有名
  • 利島(としま):椿の名産地
  • 新島(にいじま):サーフィンのメッカ・白い砂浜が美しい
  • 式根島(しきねじま):透明度の高い海・天然温泉
  • 神津島(こうづしま):星空が絶景・ダイビングスポット多数
  • 三宅島(みやけじま):バードウォッチングの名所
  • 御蔵島(みくらじま):野生のイルカと泳げる島
  • 青ヶ島(あおがしま):美しい星空、絶景
  • 八丈島(はちじょうじま):亜熱帯の楽園・温泉とダイビングが魅力
小笠原諸島(東京から南へ約1,000km)

  • 父島(ちちじま):世界自然遺産・ボニンブルーの海
  • 母島(ははじま):手つかずの自然・希少生物の宝庫

東京都の離島へのアクセス

船で行く(竹芝桟橋・久里浜港から出発)

  • 東海汽船の大型客船やジェット船でアクセス可能。
飛行機で行く(調布飛行場・羽田空港発)
  • 伊豆諸島(大島・新島・八丈島)へは飛行機も利用可能。
  • 小笠原諸島へは定期船「おがさわら丸」のみ(片道約24時間)。

東京都離島の不動産市場の特徴

東京都にも不動産が安いエリアがある?

  • 東京は、高額な不動産価格のイメージがあるが、離島エリアでは価格が大きく異なる。
  • 伊豆諸島・小笠原諸島の不動産市場は、都心とは異なる動きがあり、移住希望者や投資家にとって注目のエリア。

東京都離島の不動産市場の特徴

本土とは異なる市場動向
  • 需要が少ないため、価格は比較的安価。
  • ただし、リゾート地や観光資源があるエリアは一部で高騰することもある。
  • 物件数が限られており、選択肢が少ない。
賃貸よりも売買が中心

  • 賃貸物件が少なく、持ち家の割合が高い。
  • 一部の島では定住者向けの賃貸が存在するが、供給が限られている。
土地価格のバラつきが大きい
  • 島ごとに観光需要・アクセス・インフラの整備状況によって価格が異なる。

離島の地価公示ポイントはあるのか?

令和6年地価公示を確認すると、離島は大島町、新島村、神津島村、三宅村、八丈町、小笠原村があります。各島ともに住宅地が2か所、商業地が1か所の合計3地点が対象となっています。

離島の地価公示価格

大島町の地価公示

  • 1995年~2011年まで坪単価10万円を超えていたが、2012年から坪単価10万円を下回り、ゆるやかな下落となっています。
小笠原村の地価公示

  • 1995年から坪単価16万円~17万円程度で横ばいに推移しています。
八丈町の地価公示
  • 1995年から坪単価7万円台で横ばい、2009年頃からゆるやかな下落となっており、2024年時点では坪単価5万円台となっています。

地価公示のポイントのうち1点だけでなく複数のポイントを確認しています。