もくじ
港区三田小山再開発の今
港区三田小山再開発の場所は!?
上記の赤枠部分が再開発の場所を印したものになります。住所でいうと「東京都港区三田一丁目の一部」です。いわゆる旧三田小山町と言われるエリアで、下町風景が残っている地域です。中にはスラムと評するほどの港区とは思えない地域ですが、今生まれかわるタイミングとなっています。
【2023年】港区三田小山再開発の今
再開発エリア北側道路から撮影した写真です。すでに囲いによって敷地が囲まれています。
再開発エリア北側道路からパークコート麻布十番ザ・タワーに到着後南に南下していきます。すでに大規模な解体が行われています。突き当りを右に曲がります。
上記の写真では道路封鎖のお知らせの貼紙がありました。「下記の道路は三田小山町西地区第一種市街地再開発事業の建物解体工事に伴い、令和5年8月9日午前8時頃より封鎖いたします。ご理解賜りますようお願い申し上げます」
ひと気の道を進んでいきます。昼間だったのでまだ気になりませんでしたが、夜は歩くと怖そうですね。何か所か車が置いてある場所がありました。まだ退去していない立退き前!?ということでしょうか。
道路を封鎖しての大きな解体現場ですね。
再開発エリアの北側から南下して小山橋まで歩いていく中で人にすれ違ったのは数人でしょうか。
左側の写真では「お客様各位 閉店のお知らせ 長い間ご愛顧いただきまことにありがとうございました。当店は残念ですが令和5年1月31日を持ちましてコインランドリー若松は閉店することになりました」と貼紙がされていました。
解体工事はあちこちで実施中です。まさに立退き後の現場という印象です。
お店は閉店し、シャッターが閉まっています。住居もひと気がありません。
小山橋からみる三田小山町です。
右側の写真は、新広尾公園側から見た三田小山町です。
三田小山町西地区第一種市街地再開発とは!?
主な整備計画は下記の通りです。三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社の4社第一種市街地再開発事業の認可を受けて事業を実施しています。
これまでの経緯と今後のスケジュールについては、下記のとおりです。
- 平成6年7月:準備組合を設立
- 平成28年6月:都市計画決定
- 令和2年9月:三田小山町西地区市街地再開発組合設立認可
- 令和4年度:権利変換計画認可
- 令和6年度:建築工事着工(予定)
- 令和10年度:工事完了(予定)
準備組合設立から都市計画決定まで22年をようしています。再開発反対の運動でなかなか話が進まなかった様子がこの月日からも想像されます。
港区三田小山の不動産価格の推移
港区三田小山の路線価の推移
ここでは、三田小山町の路線価を基に価格変動について見ていきたいと思います。
三田小山町の路線価の推移です。平成29年から令和5年にかけて緩やかに上昇しています。令和3年で若干の調整がありましたが、右肩上がりと言っていいでしょう。ただ、再開発ですので、本格的な上昇はここからではないでしょうか。
オフィス棟:地上8階、地下1階(約37メートル)
南街区:B棟地上31階、地下1階(約124メートル)
C棟地上16階、地下1階(約64メートル)