イトシュタイン魔女と不動産価格

イトシュタインとは?

イトシュタインとは?

イトシュタイン(Idstein)は、ドイツのヘッセン州に位置する歴史ある町です。この町は、ヴィースバーデンから約20キロ北にあり、タウヌス山地の美しい自然に囲まれています。

イトシュタインは中世の雰囲気が色濃く残る町で、特に旧市街には保存状態の良い木組みの家々が並んでいます。これらの建物は16世紀から18世紀にかけて建てられたもので、町全体がまるで絵本の中にいるかのような雰囲気を醸し出しています。

魔女の棟  ~ヘクセンター(Hexenturm)~

イトシュタインで特に有名なのが「ヘクセンター」(Hexenturm)と呼ばれる魔女の塔で、この町のシンボル的な建造物であり、歴史的にも重要な遺産です。塔は、13世紀に建設されたイトシュタイン城の一部で、現存する部分は14世紀に建てられたものです。

ヘクセンターの名前は「魔女の塔」を意味し、中世の魔女狩りに関連して名付けられたと言われています。石造りのゴシック様式の塔で、独特の円形の形状と美しい屋根が特徴です。現在では、観光名所として訪れることができ、頂上からはイトシュタインの旧市街や周囲のタウヌス山地を一望することができます。

イトシュタインの不動産価格はどれくらいなのでしょうか!?

イトシュタインの街を歩いていたら、不動産屋さんが目に入りました。建物の前には販売チラシがありましたので、除いていました。1つの物件資料をみてみましょう。

  • イドシュタインの良好な場所にある3つの分譲マンション
  • 購入価格: 280,000ユーロ(外部駐車スペース込み)
  • 住居面積/部屋数: 91㎡ / 3
  •  1階、窓のあるバスルーム、バスタブとシャワー、新しい窓、南西向きのバルコニー(眺めあり)、新しい暖房、オーブン接続、良好な賃貸状況、ゲスト用トイレなど

91㎡の3部屋あるマンションが280,000ユーロです。現在1ユーロは約161円ですから、日本円にすると4500万くらいでしょうか。専有坪単価でみると163万円です。日本で言う郊外の中古マンションくらいの相場でしょうか。

1点気になったことは築年数の記載が見当たらなかったことです。ヨーロッパは、建物の築年数が数百年ということも少なくないですし、日本のように築年数をあまり気にしない文化かもしれませんね。