資産価値が高かった国有財産TOP10
最も高額だったのは、東京国際空港で9139億円でした。敷地面積の広さだけではなく建物や設備についても高額なものが多いため、2位以下を離してのトップでした。2位の皇居の資産価値は3959億円で大半は土地の価値ということになります。3位は国会議事堂3111億円でこちらも大半は土地の価値ということになります。
都心部を中心に、2020年以降急激に不動産価格が上昇しています。そういった中で、国が保有する資産の価値も上昇している傾向がみられます。都心部の不動産市場に流れ込んできている海外マネーを中心に国有財産の評価額も押し上げる形となっています。
- TOP10のうち9つが都内
- 都内9つのうち6つが千代田区
- 都内以外は唯一が福岡の福岡空港
なお、TOP10のうち9つが都内の資産になります。唯一都内以外でTOP10に入ってきたのは、福岡空港で2405億円になります。福岡市中心部では15年から航空法による建物の高さ制限や容積率を緩和するなどして再開発が推し進められている。東京の不動産価格上昇の影響で福岡、大阪、名古屋などの地方都市部もつられる形で不動産価格が上昇しています。