千三つ屋の本当の理由とは!? ~正直不動産から学ぶ~

不動産屋でいう千三つとは?

不動産屋に言われる千三つ屋とは、1000件あたって、契約3つという意味で使われます。確率でいうと0.3%ということになります。不動産屋の仕事は、高価な買い物ゆえに成約確率が低いです。また、効率が悪い仕事です。そういった意味で、不動産屋の仕事は千のうち3つと言われています。

本当の千三つ屋の意味は?

前述のように、千三つ屋とは1000のうち3つ契約できるという意味で使われています。しかし、不動産業界で同じように使われている別の意味があります。

それは、不動産屋が話す内容は、1000のうち真実は3つしかないないということです。これは、千三つ屋の語源とも言われています。不動産屋のイメージは、怪しい、強引、しつこい、ブラックなどがあります。そんなイメージにぴったりなお話です。

不動産屋の実態がわかる漫画「正直不動産」

不動産業界では、色んな出来事が起こります。不動産は、高額な商品になりますので、トラブルもあれば、ドラマもあります。現在、不動産業界でのあるあるを漫画にした「正直不動産」が注目を集めています。

本作の主人公は、永瀬財地。吉祥寺にある登坂不動産で副課長を務めるナンバーワン営業マンです。

1巻では、彼が不動産業界で生き残るために大事な考えとして「千三つ」という言葉があるという話を部下である月下咲良にします。月下は、不動産仲介業者は「千に三つしか話がまとまらない」といわれたことから“千三つ屋”と呼ばれると答えますが、永瀬の答えは違います。「千の言葉の中に、真実はたった三つしかない。正直者がバカを見る。嘘ついてなんぼのイカレた世界、それが不動産の営業だ。」と言います。

そんな永瀬に変化が生じます。正直不動産とはどういうことなのか!?不動産営業で起こる日常茶飯事は、どんなことなのか!?ハラハラドキドキを楽しめる漫画です。