もくじ
さんぽで3県!三県境(埼玉県、栃木県、群馬県)
三県境って何?
三県境とは、3つの都道府県境が一点に集まる場所を言います。三県境は、全国で40箇所以上ありますが、大半は、簡単に足を運べるところにありません。
しかし、栃木県栃木市(旧藤岡町)、群馬県板倉町、埼玉県加須市(旧北川辺町)の三県境は、歩いて行ける平地に存在しています。三県境は、旧渡良瀬川に沿ってありましたが、渡良瀬遊水地の造成により埋め立てられ、平地となりました。その後2016年、栃木市・板倉町・加須市が共同で、境界確認を実施し、三県境が確定しました。
今回私は、実際に足を運んでみようと思いました。ちなみに三県境の読み方は、さんけんざかいです。
実際に歩いていけた三県境ルート。アクセスは?
今回は、電車で行くことにしました。最寄り駅は、東武鉄道日光線「柳生(やぎゅう)」駅。都内の自宅から柳生駅まで約1時間40分程度でした。
平日の朝9時の柳生駅のホーム。数人電車から降りましたが、ホームには人はいません。
柳生駅から約700m、徒歩9分の距離です。駅からは近いです。ただ、基本的に何もない田舎道を歩いていくようなイマージです。
また、駅からのルートには、案内板が設置されていて、三県境までの距離が表示されています。
三県境の境界標は!?
ありました。綺麗に整備されています。
三県境の境界杭のアップです。
3県境の案内版です。
案内板②です。
この他にスタンプラリー用の台がありました。
三県境アプローチが2018年に整備
三県境は、2018年に入り埼玉県加須市、栃木県栃木市、群馬県板倉町の共同で整備をしています。3市町が観光に力を入れていることもあり、三県境まで歩きやすくなっています。これは、公道から境界杭までの約150mを買収して、アスファルト舗装の道を作り、境界杭の周りには砂利を敷き詰めている状況です。
私は、2018年6月に現地に行きましたが、きれいに整備されている状況でした。
三県境に近い「道の駅きたかわべ」
三県境の近くに道の駅きたかわべがあります。道の駅きたかわべは、主要地方道佐野古河線の沿線で、渡良背遊水地に面したスーパー堤防上に存します。三県境から歩いて10分弱です。
道の駅きたかわべには、三県境コーナーがあるということがわかりよってみました。三県境コーナーというよりは特産品を置いてあるという感じでしょうか。
まとめ
不動産でよくある問題の一つが境界です。境界と言っても、今回のように県境であったり、市境であったり、国境であったり、私有地境であったり、大小かかわらず、境界問題はよくある話です。今回は、珍しい三県境の境界を見てきました。
それと、これから観光名所のようにする方向性があるのであれば、柳生駅であったり、道の駅に三県境のグッズなり置くといいと思いました。道の駅の三県境コーナーは、特産品を置いてありますが、三県境の独自のストラップ、キーホルダー、ステッカー、境界杭サンプルなどがあれば、購入するだろうなぁと感じました。