【合格者が話す】試験勉強で集中力を高める3つの方法

集中力を極限まで高める3つの方法

こんにちは。今日は、集中力を極限まで高める3つの方法の話をしたいと思います。私は、鑑定士の勉強をしていた終盤期、高い集中力で毎日長時間勉強しました。それは、成果がでるのが「質×量」しかないからです。

量である勉強時間は、人によって取れる時間が違うでしょう。質については、それぞれが工夫したり、知っていることで改善することができます。当時私がやっていたことを3つまとめてみました。

1.決断、選択を排除する

決断、選択は脳がつかれます。そのため、小さな決断、選択をさける必要があります。

例えば、洋服についてです。私は、鑑定士の勉強の直前期は引きこもって、同じ服どころか、着替えず何日も同じパジャマのままでした。

2.タスクシフト

特定のタスクを続けていると疲れてきます。つまり、同じタスクをずっと続けている場合、徐々に疲れてきて、モチベーションが低下していきます。しかし、それと同時に他のモチベーションが上がっていくのです。

例えば、勉強を続けていると、徐々にモチベーションが下がってきて、同時にテレビ見たい、音楽聞きたい、スポーツしたいとうモチベーションが上がってきます。

これを鑑定士の勉強で考えると、鑑定理論の暗記の勉強を30分やったから、鑑定理論の演習をやるとか、鑑定理論の論文の勉強を30分やったから、民法の勉強を次はやるなど、科目を変えたり、同じ科目でも勉強スタイルを変えたりとタスクシフトすることが望ましいです。

1点補足です。タスクシフトではありませんが、音楽聞きながら勉強する、テレビ見ながら勉強するは避けた方がいいと思います。これは、脳の回転や集中力が間違いなく下がるでしょう。それであれば、休憩をもうけて音楽聞く、テレビを見るようにした方がいいと思います。

3.気が散らない工夫をする

気が散らない工夫をすることは、いくつかあります。

気が散らない工夫5つ

①部屋をきれいにする

部屋をきれいにすることによってメリットがあります。気が散らない。ものを探す時間がかからない(例えば、テキストなど)などです。

②部屋にテレビ、漫画置かない

テレビも漫画もあると見てしまうんですね。タスクシフトの話をしましたが、だいたい、脳が疲れてきて、一呼吸置いた時に、部屋に漫画本あると目がいって、ちょっとだけとなってしまうのがオチなので、ない方がいいです。もしくはない図書館や自習室で勉強するのがいいでしょう。

③携帯を見れる位置に置かない

論文式の最後の追い上げ期の引きこもっている時は、携帯電話を手の届かないところにしまっていました。休憩中しかみないようにしまっていました。そうでないと、すぐ手にしてしまうからです。

④耳栓をする

誰もいない部屋でも、教室でも基本耳栓をしていました。小鳥のさえずりでも集中力は切れますし、自習室で誰かがペンを落としても集中力は切れてしまうからです。

⑤余計な情報を入れない

ニュースなど余計な情報(特にネガティブニュース)を入れないように気を付けていました。勝手な思い込みかもしれませんが、当時はどうでもいいことを脳に蓄積していくと、大事な基準の暗記が忘れてしまいそうな気がしていました。

以上、私が実践していた3つを整理してみました。そこまでするって思うかもしれません。でも、鑑定士の勉強って私は大変でした。簡単な資格ならいいです。凡人が高見を目指すには、最善を尽くすしかないので、私はやれることをやっていました。今思うと結構徹底していたと思います。もちろん、今は毎日洋服をちゃんと選んでます。